かっこよさへの挑戦

 

先日1023()、東京ファッションタウンビルにて行われた『第27回 日本義肢装具学会学術大会』に参加してきました。 

 

日本全国の義肢装具士やメーカーが集まり、研究発表や新製品の商業展示等を行う学会です。

毎年開催されているこの学会でしかお会いできない方々もいらっしゃるので群馬というちょっと田舎に住む私にとって貴重な一日!!

(いや、住むにはとっても良いところですよ~群馬)

 

限られた時間ではありましたが、たくさんの刺激をいただいてまいりました。

 

 

この日の特別企画として

かっこよさへの挑戦 義肢装具・福祉用具ユーザーのファッションショー 

という、お洒落なイベントが行われました。

 

ショーのモデルとなったのは、義足や車椅子を使用している一般のユーザーの皆様です。

 

その中に、知人の姿を発見!!

左の写真のモデルさんたちは、切断者の陸上クラブ

 『ヘルス・エンジェルス』 のメンバーとしても活動しているアスリートのみなさんです。

黒いドレスの女性は、なんと大腿切断女子100m走の現日本記録保持者!

 

・・・しかし今日はみなさん、そんなクールな面影は微塵も感じさせない華やかさ(笑)

撮影タイムだってノリノリです!

日常生活とはかけ離れたこういう時間って、楽しんだモノ勝ちですよね!!!!

私も混ざって、即席カメラマンになってきました。

(携帯電話のカメラでしたけど・・・)

 

 

イベントは会場に入りきれないほどの観客につつまれ、まさに学会中一番の大盛況でした。

 

普段の生活では、義足を人に見せるという機会はあまりありません。

でも、人によっては特に隠してるわけでもないのだと思います。

『特別』ではなく、義足であることが『日常』なので。

 

しかし、こうやってあえて義足を『魅せる』という場面は、使用している人々の自信にもつながる大変有意義なことだと思います。

特にむき出しの義足って、なんだかカッコ良くないですか!?

(そう思うのはきっと、ガンダム世代の私だけではないはず・・・)

 

 

「かっこよさへの挑戦」

新しい事に挑戦していくその姿勢こそ、何よりカッコいい姿なんだと再認識させていただきました。

こういう斬新でキラキラした発想の企画こそ、一部の人達向けだけではなく

もっといろんなメディアにも取り上げられて欲しいものですね。

出演されたみなさん、お疲れ様でした!!