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新たな発見!ALPS社内セミナー

2年目の井達です。今回は1012日、当社にてALPS SOUTH 日本事務所の松本さん、ALPSアドバイザー竹内さんをお招きし、義肢装具士学会でも紹介されていたセミナーを実施しました。

モデルには当社義足ユーザーT様にご協力頂き、ALPS社の吸着式義足懸垂装置「Vacuum Integrated Pump(VIP)」、足部「BioStepTM EVO」「RFX補強型フレックススリーブ」を使用し、採型から仮合わせまで行いました。

 

義足の懸垂とは、義足はそのまま履くだけでは脱げてしまうため、様々な方法や装置を使用して義足が脱げないように固定します。今回使用したVIPは吸着式といい、ソケット内の空気を逃がしソケットと断端を密着させて、スリーブを使用し空気の流入を防ぎ、義足が脱げないようにします。

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「なんでもコネクト.」って!

「なんでもコネクト.」って!

 

こんにちは!お久しぶりのブログ、今回は齋藤がお送りします。

 

6月13日~16日の4日間にわたり、東京渋谷で 第61回日本リハビリテーション医学会学術集会が開催されました。今回のブログでは、学会展示について紹介いたします。

 

 学会展示は、当社初めての試みでした。

今回、神奈川県で義肢・装具製作販売会社の「アライブワーク」様にお声掛けいただき、「なんでもコネクト.」展示に協賛させていただきました。

 

 

「なんでもコネクト.」って! なんだろう? 疑問を持たれる方もいますのでご紹介させていただきます。

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セミナーに行ってきました

こんにちは、入社して2年目に入った井達です。今回初めてのブログ記事になります。2月に参加しましたオットーボック社の新製品セミナーについて書かせていただきます。

今回のセミナーは来年度発売予定の義足用足部「1C56 タレオアジャスト」、「1C70 エヴァント」、装具用パーツ「E-MAG アクティブ」の紹介で、オットーボック・ジャパン新社屋のセミナールームにて開催されました。

セミナールーム内は明るく広く、階段や凸凹道を再現するための障害物がありました。室内でも実際に義肢・装具を使う環境が再現されており、日常生活での使用感を確かめることが出来る設備になっています。それぞれの製品について簡単に紹介させて頂きます。

(詳しくはメーカーHPをご覧ください:https://www.ottobock.com/ja-jp/HOME)

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スキー講習会 & 第34回 群馬県身体障がい者スキー大会

久々の投稿となりました。齋藤です。

今シーズンはスキー用具を一新させての気合いを入れてのシーズンINでしたが、滑る回数は例年通りでスキーの性能も活かす事なくシーズンOFFとなってしまいましたwww。

今年は大雪なのか?温暖なのか?道路わきに残る雪も少なく予定されていた、講習会・大会も心配でしたが、無事開催することができました。( )و

 

2月の講習会はバイスキー初体験の方とスキーは小学生以来の3人の方を迎えての講習会になりました。バイスキーはチェアスキーとは違い、サポートがついての滑走となる為、群馬身体障害者スキー協会の方々にサポートしていただきました。スキー講習会では、(元パラリンピアン)ABさんのマンツーマンレッスン!!初めてのアウトリガーを見事に使い、ターンもできるまでにΣ(°□°)

 

翌日に大会もある為、今回の講習会は沢山の方に参加いただきました!!

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たった一日で完成! オズール社ダイレクトソケット

 1210日、当社にてダイレクトソケットの製作を実施しました。10月にオズールジャパン様のオフィスにて開催されたダイレクトソケットセミナーに、当社の社員が参加してきましたが、今回実際に当社で製作しながら教えていただけるということで、パシフィックサプライ()の橋本様と藤本様にお越しいただきました。モデルには、当社ユーザーY様にご協力いただき、ダイレクトソケット義足を製作しました。(長野からお越しいただきありがとうございます!)

10月のセミナー受講した社員2名を主に、他の社員も一緒に講習させていただきました。セミナーとは違い、実際に製作は初めてとなる為、担当した社員2名は緊張と責任でドキドキの様子でしたが、工程や注意ポイントを再確認しながらのソケット製作となりました。

 まずは断端の状態を評価。ここで骨突起部や腱など、気になるところをチェックし、必要であればパッドを張り調整いたします。ダイレクトソケットは、チェックソケット(評価用の透明なソケット)を製作しない為、誤った評価をしてしまうと、ソケット適合に影響が出てしまうため十分な評価が必要になります。補装具全般に言えることですが、一番大切な最初の評価は、ユーザー様ひとり一人の情報が多ければ多いほど製作に活かせてきます。ダイレクトソケットを製作する際にも状態や情報は一番大切であり、義肢装具士としての腕の見せ所だと感じました。

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