注目度急上昇!! 陸上競技用義足

 

毎日 「暑い!」 と叫んでいるうちに 八月も後半になってしまいました。

猛暑のピークが過ぎるのが待ち遠しい 高橋 です 

 

ロンドンオリンピック も閉幕し、8月29日からは もう一つの 祭典・パラリンピック を迎えます。

オリンピックには 両足義足の オスカー・ピストリウス選手 が出場を果たし、パラリンピックでも義足選手の 競技・記録 に注目が集まります。

 

 

そんな中、今回はいま話題の 義足陸上選手の躍進を可能にした 「陸上競技用義足」 についてご紹介いたします。

 

 

日常用 と 陸上競技用 の義足の決定的な違いは、義足 と地面との接点である 「足部」の形状・材質 にあります。

日常用の足部 は人間の足の形に似せて作られていますが、陸上競技用の足部は アルファベットの「J」 のような特徴的な形状をしています。

 

こちらが 日常用の義足

こちらが 陸上競技用の義足


 

既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、材質 はいわゆる 「カーボン」 (炭素繊維強化プラスチック=カーボンFRP) です。

軽量かつ弾力性を持った強力な 「板バネ」効果 を持っており、義足にかけた荷重によって板がたわみ、元の形に戻ろうとする時の反発力を前に進む力として利用します。

 

日常用の義足 で走ることがまったく不可能というわけではありませんが、陸上競技用の義足 では

「義足で地面を蹴って、前へ進んでいる」 という感覚が断然違ってきます。

 

 

慣れれば日常用義足でも、ケンケン や ちょいと縄跳び などもできちゃったりしますよ!

 

 

ロンドンパラリンピックには、先日ご紹介した 高桑選手を含め 計7人もの義足選手が 日本代表として出場予定。 オスカー・ピストリウス選手 の登場でにわかに 義足選手 に注目が集まっています。

 

日本人選手団 の活躍に期待し、応援していきましょう!!

 

 

 

 

ちなみに余談ですが、当社の ロゴマークは 「上毛 = JOMO」 をデザイン化したものです。

よく見ると、J の字が・・・

 

デフォルメした、ソケット付きの 板バネ だったりします(笑)

 

今回のパラリンピックは 高桑選手 が出場することにより、当社にも 取材のお話 や お問い合わせを 何件かいただきました。

いまの注目度が 一時の話題ではなく、これを機に興味を持つ方が増えたり、これからの 義足陸上競技人口 が増えていく キッカケ になればと思います!