こんにちは、事務員です。
5月に1個 もブログをアップ出来なかった反省と、当ホームページを見てくださっている方々の反応を最近とみに感じたため、珍しく連続アップに励んでいます。
いろいろ書きたいことは溜まっているので、良かったらお付き合いください!
そんなこんなで 6月 2つ目 のブログですが、タイトルは 某有名番組 をもじってみました。
正しい日本語としては、“義足の窓から・・・” だと思います (笑)
「有窓」= “ゆうそう” と読みます。
窓の有る義足???
義足に窓をつけて、いったい何が見えるのでしょうか・・・?
・・・草原が見えましたよ・・・ (*°Д°*)アラステキ
これは 「有窓式ソケット」 というタイプの、義足に自分の足を入れる部分(ソケット)です。
当ブログや製品ギャラリーでもいくつかご紹介していますが、このソケット部分には お気に入りの生地や写真が入れられます。
今回は初めて、ソケットの外側と内側に同じTシャツの生地 を使ってみました!
これは俄然、作り手の “やる気スイッチ” が押された のではないでしょうか!?
そんな訳で 初の両面プリントソケット製作に際し、以前からリクエストをいただいていた 「作業過程」 をチラッとご紹介しようと、作業場に潜入してみました。
※ クリックすると画像拡大
義足の全体像とソケット
の外側はこんな感じ。
アフリカ・サバンナの
イメージですね。
ユーザーさんは、毎回素敵な
生地をチョイスされる
女性の方。
今回のTシャツも、持ち込み
の時に「シマウマがこう
見えるように・・・」という感じ
で、担当者と 大まかな打ち
合わせをされたようです。
・・・ハイすいません、ここまでです!!
「この先は企業秘密」・・・なんていうとカッコイイですが、製作作業 と 事務仕事のタイミング が合わないと、なかなか写真が撮れませんで(涙)
事務員が気づいた時には、ソケット出来上がっておりました!
申し訳ありません~~~ヽ(;▽;)ノ
今回も 作業観察に失敗し、毎度のことながら 魔法のように感じました、生地入りソケット。
だって、気づくと Tシャツがソケット になってるんですよ?
不思議で仕方ありません(笑)
覗き込んで、こんな角度からも 撮ってみました。
この窓の部分には、この後ベルトとフタが付きました。
履くときは 窓を開いたまま足を ソケット に入れ、後から窓を閉めて ベルトで固定します。
この ソケット のように、ソケット の途中が一番細い形状の足だと 足の断端 (切断した箇所) がそこで引っかかってしまうため、その部分を通過させるために 窓が必要になるそうです。
だから、窓があるソケット と ないソケット があり、断端の形状で 窓を付ける位置 も変えます。
当たり前ですが、本当に義足って 一つひとつ、一人ひとり 違うんだなぁ・・・
今回は ユーザーさんご本人の希望で、前回よりも 窓を大きく作ったそうです。
左が 今までお使いだった義足。
ソケットの窓に ベルト と フタ がついている状態です。
次回はどんな ソケット が出来るか、いまから このユーザーさんのチョイスが 楽しみな事務員です。
生地ソケット は全くのサービスですので、肌色のソケットと お値段は変わりません。
気になる方は、ぜひ一度 チャレンジしてみてください!
コメントをお書きください