こんにちは!もうすぐ入社して1年が経ちます、加藤です。
先日1月19日に 水上宝台樹スキー場 で行われた 障がい者スキー初心者講習会 に参加し、充実した時間を過ごさせていただきました。当日は天候にも恵まれた中で体験した、初めてのバイスキー操作についてのブログを書きました。
バイスキーは1人がシートに乗り、その後ろから滑る2人が操作します。
そのため、シートに座る人は 脳性麻痺 や 重い障害をお持ちの方 でもスキーを楽しめます。
私は操作する側 と 操作してもらう側、両方体験させてもらいました。
シートに座っている時は普段よりも目線が低く、立って滑るよりもスピード感じ、普段とはまた違った感覚でスキーを楽しむことができました。しかしこちらでは一切操作ができないので、操作してくれる後方のスタッフの 声掛けや 信頼関係が 非常に重要であると感じました。
次に操作する側へ回ると、今度は「バイスキーを転倒させてしまうのではないか」という不安が出てきました(実は一度スタート前に転倒させてしまいましたが内緒です!)
後方のスタッフの役割はそれぞれ『バイスキーの舵取り(操縦係)』と『速度調整(ブレーキ係)』です。
操縦係 は直接バイスキーを持ち、ブレーキ係 はバイスキーから伸びる紐を使って 速度調整を行います。それぞれ独立した操作で、前方の操作係は 速度調整 をほぼブレーキ係にゆだねるため、全面的にお互いを信頼していないと うまくスピードに乗れなかったり、ぎこちない滑り方になってしまいます。
そして息が合わないと危険です!シートに乗る方に楽しんでいただくためにも、スタッフ同士の信頼関係がとても重要になると思いました。
とても楽しかったのですが、バイスキーの体験後は疲労感でフラフラでした。教えていただいたスタッフの方から「力が入りすぎ!」と声をかけていただきましたが、転倒への不安感からか無意識に体中に力が入っていたようです・・・
しかしバイスキーに乗っていただいた方が 楽しそうに笑いながら滑っていたので、貴重な体験ができてよかったと思いました!
なかなか関わることのできないと思っていた 障がい者スキーの世界ですが、バイスキーを通して 楽しく体験できてよかったです。今回の経験を生かして 今後も 障害者スキー、スポーツ に関わっていければと思いました。
今回ご参加された皆様、いろいろ教えていただいたスタッフの皆様。
楽しく充実した時間を一緒に過ごさせていただき、ありがとうございました!
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